社名
東映株式会社
業種
情報通信業
企業規模
301~1000名
課題
1.バックオフィスの体制を整備したい
2.複数拠点・店舗間の情報を集約したい
3.法令対応の労務管理
使用製品
勤怠管理

クラウド化とスマホ機能活用で加速する、業務効率化と働き方改革

クラウド化とスマホ機能活用で加速する、業務効率化と働き方改革
左から 人事部 労政室:杉山 聡様 / 梶村 澄麗様
課題・悩み
  1. 法改正対応の時間とコスト削減
  2. 勤務状況のリアルタイムな把握
  3. 締め作業時の社内問い合わせ削減
解決策
  1. クラウド化
  2. スマホ申請機能の活用
  3. ユーザビリティの向上
効果

法改正対応の迅速化と業務負担の軽減に加え、勤務状況を正確かつタイムリーに把握できるようになったことで、より柔軟な働き方の推進が可能に。

東映株式会社は、1951年に映画を祖業として創立しました。これまでに製作した作品数は劇映画4400本以上、テレビドラマ39,000話以上、配信ドラマ600話以上です。
時代の変化とともにマーケットニーズを捉え、テレビ事業、ホームビデオ事業、また配信事業に参画しています。
複数のグループ会社を含めて、多様な勤務形態の従業員がいる同社が、Universal 勤次郎 就業・勤怠管理をどのように活用していて、どのような効果があったのかをお伺いするため、東京都中央区の本社を訪問しました。

複雑化する勤務形態と法改正対応の限界

旧システムの使用方法と新システム導入のきっかけを教えてください

杉山様:旧システムを導入したのは、2015年頃です。
しかし、オンプレミス型であったため、法改正のたびにシステム改修が必要で、多くの時間とコストがかかることが課題で、法改正に合わせシステムの整合性を維持するのが難しくなってきたことから、これらの課題を根本的に解決するために新たなシステムの導入の検討を始めました。

他社システムと比較するうえで重要視されたポイントやUniversal 勤次郎 就業・勤怠管理を選んだ決め手を教えてください

杉山様:当社は撮影やイベントなど、社内外のスタジオやロケ地といった場所で仕事をする従業員が多いため、会社に出社するタイミングでまとめて打刻や申請・承認が行われることが多くありました。そのため、管理者としてもタイムリーで正確な勤務状況を把握することが難しいという課題がありました。そのため、従業員がスマートフォンを活用し、毎日打刻や申請・承認ができるシステムを探していました。
その点、Universal 勤次郎は、スマートフォンからの申請・承認機能に加え、GPS制御打刻にも対応しており、不正な打刻を防止して正確な勤怠管理ができる点も大きな魅力でした。
また、当社には複数のグループ企業があり、今後さらに多様化する勤務形態にも柔軟に対応できるシステムを求めていました。旧システムはオンプレミス型で、バージョンアップのたびに時間とコストがかかることが大きな負担となっていたため、より迅速かつ効率的に運用できるようにクラウド化することも導入検討の重要なポイントでした。

専任SEのサポートと分かりやすいUI/UXで業務負担を最小限に

システムの移行はスムーズに進みましたでしょうか?

梶村様:複数のグループ会社を含め当社には、スーパーフレックス、フレックス、通常(固定)勤務など多様な働き方の従業員がいるため、導入時の設定作業に不安を持っていました。しかし、導入にあたっては専任のSEと綿密に連携を取りながら進めることができたため、大きな混乱なく移行を完了することができました。
また、前のシステムを10年以上使用していたため、新システムの導入に対しては不安や懸念がありました。そのため導入の半年ほど前から従業員向けの説明を8回、1ヶ月前には独自の操作マニュアルを公開しました。くわえて導入後は操作相談会を6回開催するなど、きめ細かに対応をしたこともあり、当初の想定よりスムーズに移行できました。システムの移行に伴い、新しい運用ルールの定着には一定の時間がかかりましたが、高い操作性と充実したサポート体制に支えられ、当初、考えてたよりスムーズに移行できたと感じています。

実際に導入されてから、Universal 勤次郎 就業・勤怠管理の評価はいかがでしょうか?

梶村様:従業員からは「申請・承認画面が非常に分かりやすい」「直感的に使いやすい」といった好意的な声が多く寄せられました。特に、UIとUXの部分で従業員から高く評価されており、システムに対する満足度が非常に高いように思います。
また、現場で働く従業員からも、申請や承認のためにわざわざ出社する手間と時間が大幅に削減され、好評を得ています。企業の業務効率化に大きく貢献できていると感じます。
さらに、人事部においても、大きな変化がありました。会社の労働時間を確認するための帳票作成に要する時間が、Universal 勤次郎を導入したことで、以前に比べ3分の1に短縮されました。この時間短縮により、私達の負担が軽減され、先々を見据えた法令改正や働き方改革の推進などの検討が十分にできるようになりました。
また、システムがクラウド化されたことにより、専用のサーバーが不要になり、Universal 勤次郎では自動的に、法改正へのシステム変更をしていただける事などコスト面とスピード面の効率がアップしました。

今後Universal 勤次郎をどのように活用していきたいですか?

杉山様・梶村様:弊社では、スーパーフレックス制度の導入をはじめ、多様な働き方に柔軟に対応できるよう、働き方改革に取り組んでいます。
Universal 勤次郎を導入したことで、勤務状況をタイムリーかつ正確に把握できるようになったため、今後はより幅広い働き方を検討できるようにと考えています。
また、Universal 勤次郎には多くの機能が備わっているものの、まだ活用しきれていない機能もあるため、コールセンターやSEの方のサポートを受けながら、より効果的に活用していきたいと考えています。

Universal 勤次郎 就業・勤怠管理を導入したことで、企業全体の業務効率化とより柔軟な働き方の実現につながったとのお声をいただき大変嬉しく存じます。今後もUniversal 勤次郎をよりご活用いただけるようにサポートさせていただきます。お忙しいところ、取材へご協力いただき誠にありがとうございました。

※掲載内容は2025年3月時点のものです。

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