社名
ジャパンレンタル株式会社
業種
その他
企業規模
1~100名
課題
1.ペーパーレスを推進したい
2.バックオフィスの体制を整備したい
3.法令対応の労務管理
使用製品
勤怠管理

流動勤務に柔軟対応!勤怠管理を効率化

流動勤務に柔軟対応!勤怠管理を効率化
左から 取締役 兼 常務執行役員:小塚 芳子様 / 執行役員 兼 業務部長:近藤 晃様
課題・悩み
  1. 流動勤務の管理
  2. 複雑な勤務形態への対応
  3. 手作業の勤怠管理が負担
解決策
  1. 流動勤務シフトの活用
  2. 柔軟な勤怠管理を実現
  3. 勤怠・給与計算を自動化
効果

勤務管理の効率化により、勤怠・給与計算の負担が軽減。テレワークや時間単位の有給休暇導入も見据え、より柔軟な働き方が可能に。

ジャパンレンタル株式会社は、建設機械(高所作業車・クレーン車)の請負、レンタル及びリース業務を行っている企業です。建設現場や商業施設、工場及び空港構内等様々な現場に機械を提供しており、お客様のニーズに合わせた幅広い選択肢を用意しています。安全性と信頼性を重視し、経験豊富なオペレーターが操作を担当することで、高品質なサービスを実現しています。特に高所作業車においては、海外製も含めた国内最大級のラインナップを誇ります。24時間体制で稼働するオペレーターの勤務を支えるためには、複雑な勤怠管理が欠かせません。非常に複雑な勤怠管理が求められる同社が、「Universal 勤次郎 就業・勤怠管理」をどのように活用して業務を効率化しているのかを伺うために、神奈川県川崎市の本社を訪問しました。

旧システムで法改正に対応できなくなった

旧システムの使用方法と新システム導入のきっかけを教えてください

小塚様:旧システムでは、出勤時と退勤時の「打刻」と「申請」機能を利用しており、問題なく運用が出来ていました。しかし、働き方改革に伴う法改正(2024年問題)で、労働時間の管理がより厳しくなり、日給月給制で運用していたオペレーターの制度を、月給制に変更することが求められるようになりました。この変更に伴い、出勤時刻が日々変動するオペレーターの正確な管理が旧システムでは困難という新たな問題が発生しました。また、一部手作業での対応が必要になり、特に24時間勤務の給与計算は特定の担当者1人にしか対応できない状況になっていました。

 

柔軟な勤務管理が可能なシステムを求めて

他社システムと比較するうえで重要視されたポイントやUniversal 勤次郎 就業・勤怠管理を選んだ決め手を教えてください

近藤様:当社のオペレーターは、高所作業車やクレーン車で全国各地の現場へ24時間対応で出張します。そのため、始業時刻や終業時刻は固定されておらず、日勤から夜勤など、複雑な勤務体系となっています。こうした勤務形態に対応できるかどうかが、システム選定の最重要ポイントでした。
Universal 勤次郎では、旧システムでは対応できなかった複数回勤務の管理が可能なうえ、複数の登録と管理が必要だと思われていたシフト登録も、「流動勤務」のシフト1つで管理できる点が決め手となりました。また、一般的な勤怠管理システムでは、固定の始業時刻を設定する必要があり、柔軟な運用が難しかったのですが、Universal 勤次郎ならオリジナルの設定が可能だったため、導入を決定しました。
さらに、勤務状況(残業時間など)をリアルタイムで把握し、それを考慮した配車管理ができる点も、他社システムにはない大きなメリットでした。これにより、オペレーターの稼働状況を正確に把握し、適切な配車計画を立てられるようになりました。加えて、これまで手作業で行っていた代休・振休の管理をシステム化し、管理負担を大幅に軽減できる点も、選定の決め手となりました。

 

スムーズな移行と充実のサポート体制

システムの移行はスムーズに進みましたでしょうか

小塚様:法改正への対応を急ぐ必要があり、導入スケジュールは非常にタイトでした。しかし、勤次郎の担当者が迅速かつ柔軟にサポートしてくれたおかげで、計画通りのスケジュールで稼働させることができました。
特に、導入前の1ヵ月間は旧システムと並行してテスト運用を実施し、実際の運用に近い環境でしっかりと検証を行いました。その結果、本稼働開始となる12月1日には全社員が一斉にシステムを切り替えましたが、大きなトラブルもなくスムーズに移行することができました。事前のテスト運用で従業員もシステムに慣れていたため、混乱なく運用をスタートできたのは大きな安心材料となりました。
また、サポートセンターの対応も非常に手厚く、細かい疑問点についても親切・丁寧に対応してもらえました。操作方法で迷うことがあってもすぐに解決できるため、システムの定着もスムーズに進みました。
事務所スタッフからも「画面が見やすく、直感的に操作できる」「勤怠管理業務がシンプルになり、負担が軽減された」と好評の声が上がっております。

 

実際に導入されてから、Universal 勤次郎 就業・勤怠管理の評価はいかがでしょうか

小塚様:Universal 勤次郎は直感的に操作しやすいシステム設計になっているため、従業員は短期間で使い方に慣れ、スムーズに利用できるようになりました。画面の視認性が高く、必要な情報が整理されているため、迷うことなく操作できる点が非常に評価されています。特に、トップページに必要な機能が集約されており、カスタマイズも可能なため、各自の業務に合わせた使いやすいレイアウトにできるのが便利です。申請や確認作業もスムーズに行えるようになりました。
また、管理側としてもシステムの導入によって業務が効率化され、勤怠管理がスムーズに進むようになりました。例えば、エラーが発生した際にはアラーム機能ですぐに気づけるようになり、対応の遅れや見落としを防ぐことができます。さらに、休日出勤の事後申請や調整も簡単に行えるようになり、従来の煩雑な手続きを大幅に削減することができました。
導入から間もない段階ですが、すでに多くの業務が効率化され、順調に運用できています。

 

Universal 勤次郎を活用して、今後計画されているようなことはありますか

小塚様:現在、Universal 勤次郎によって勤怠管理から給与計算までの一連の流れがスムーズに運用できており、業務の効率化を実感しています。今後は、さらに多様な働き方に対応できるよう、システムを活用していきたいと考えています。
具体的には、テレワークの導入を検討しています。働く場所の柔軟性を高めることで、業務の生産性向上や従業員のワークライフバランスの充実を図りたいと考えています。その際、勤怠管理の面で課題が生じる可能性もありますが、Universal 勤次郎の機能を活用することで、適切な出勤管理ができるのではないかと期待しています。
また、今は「半休(半日単位の年次有給休暇)」の制度のみ運用していますが、今後は「時間単位」の有給休暇制度も取り入れたいと考えています。これにより、さらに柔軟な働き方が可能になり、従業員が仕事と私生活を両立しやすくなるはずです。導入に際しては、サポートセンターに相談しながら、実現に向けた最適な運用方法を検討していきたいと考えています。
さらに、健康管理システムについても興味を持っています。従業員が健康に働き続けられる環境を整えることは、企業にとっても重要な課題です。今後、健康管理システムの活用も視野に入れながら、働き方の改善を進めていきたいと思います。

Universal 勤次郎 就業・勤怠管理を導入いただいたことで、勤務管理がスムーズになり、勤怠や給与計算の負担も軽減されたと伺い、大変嬉しく思います。テレワークや時間単位の有給休暇など、柔軟な働き方に向けた取り組みにもつながっているとのことで、働き方の見直しに貢献できたことを光栄に感じております。今後もUniversal 勤次郎をより有効にご活用いただけるよう、引き続きしっかりとサポートさせていただきます。お忙しい中、取材にご協力いただき誠にありがとうございました。

※掲載内容は2025年3月時点のものです。

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