働き世代の体力低下が深刻化

  • 就労トピックス

 働き盛りの30~40歳代の体力低下傾向が、ほかの世代よりも深刻であることが、スポーツ庁の調査で分かった。
同庁が9日の体育の日に合わせ、2016年度体力・運動能力調査を公表。現行方式の体力テストになった1998年度
以降の推移で、男性は30歳代後半~40歳代前半、女性は30歳代前半~40歳代後半で低下傾向が見られた。
企業が社員の健康を推進する「健康経営」が広がりつつあるが、社員の運動参加を促す取り組みがさらに求められそうだ。
調査は6~79歳の約7万4000人を抽出し、約6万4000人からデータを得た。
体力テストは握力、反復横跳びなど各項目の成績を得点化。青少年(6~19歳)が緩やかな向上傾向にあり、
高齢者(65~79歳)は、75~79歳女性の合計点が3年連続で過去最高を更新するなど多くの項目で向上した。

(「働き盛りの30~40代、体力の低下傾向が深刻 」 読売新聞 2017年10月9日)

 企業の中でも重要なポジションにいる30~40歳代の体力低下が他の世代よりも深刻化している状況です。
運動不足が体力・運動能力の低下に繋がっているといえます。企業としては「健康経営」が広がりつつありますが、
まだまだ浸透してきていない企業が多くあるとこの結果から考えられます。
 企業としては、イベントの一環として、従業員の歩いた歩数を計測し、歩数によってボーナスを与えることや、
運動会の様な運動イベントを実施等、このような取り組みをしていくことも必要になってきている時代です。
いかに従業員が健康でいきいきと働ける職場環境にできるのかが、重要なポイントとなります。
企業としても「健康経営」によって、従業員の健康増進を推進していきましょう。

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