- 社名
- 社会福祉法人あざみ会
- 業種
- 学校・教育
- 企業規模
- 301~1000名
- 課題
-
1.ペーパーレスを推進したい
2.複数拠点・店舗間の情報を集約したい
- 使用製品
- 勤怠管理 、 健康管理
「働きやすさ」へのこまやかな配慮を反映し、フレキシブルな設定が可能
- 課題・悩み
-
- きめ細やかな運用を行いたい
- 解決策
-
- シフト変更にも細かく対応でき、さらに健康管理も一緒にできる
- 効果
-
手作業だった申請業務を電子申請にすることで効率化、運用の幅も増え、申請のしやすい環境づくりができた
また、勤怠管理と健康管理の両面から、職員の傾向を「見える化」
課題① 手厚い有給休暇に沿った、きめ細かなシステムが欲しかった
勤次郎を導入された背景を教えてください。
以前から、労務管理システムは導入していたのですが、メニューがパッケージ化していて、使いたいことに使えない一方で、不要な機能も沢山ありました。もっと使い勝手の良いシステムを探していたとき、勤次郎ならフレキシブルな対応ができると聞いて興味を持ちました。
どのような対応が必要だったのですか。
保育園はシフトが多い職場です。うちの場合、朝7時から夜8時45分まで15分単位のシフトがあり、その中で時間休が頻繁に活用されています。子育て中の職員も多いので、例えば、我が子が熱を出したので、急遽、早退するといったシフト変更にも細かく対応できるシステムが必要でした。
システムの使用感はいかがですか。
以前のシステムですと、シフト変更は紙で各園から本部に送られ、それを手入力で変更していました。それが勤次郎のシステムにしてからは、各自がシフト変更を電子申請し、園長が承認したら本部にデータが飛んできて、承認するとシステムに反映される仕組みになっています。
スムーズに申請でき、スピーディーに二重承認ができるので、職員も管理者もラクになりました。当法人では、年次有給休暇とは別に、特別有給休暇の種類も増やしてきたため、それに対応した機能もプラスしました。〈入学式参加休暇〉〈卒業式参加休暇〉〈結婚休暇〉〈弔慰休暇〉など、項目を選んで手軽に申請できるので、有給休暇が使いやすい職場づくりに、一役も二役も買ってくれています。
課題② 職員と管理者が、健康管理の大切さを共有できる
「Universal 勤次郎 健康管理」も導入されていますが、いかがですか。
勤怠管理システムの使い勝手が良かったので、健康管理もカバーできればと「Universal 勤次郎 健康管理」の導入もしました。勤次郎さんに色々と相談しながら利用しています。ストレスチェックは4種類あり、質問項目が多いほど細かい分析ができます。最初は標準的な57項目を採用しました。個人はもちろん、園ごとの集計が見える化されるので、職場の課題を早めに改善する手掛かりとなっています。チェックの実施後レスポンスが早い点も高く評価しています。
職員の方々の評判はいかがですか。
最初は57項目に回答するのは面倒に感じる人もいて、「ストレスチェックがストレス」だなんて冗談半分に訴えられました。でも、より精度の高い分析結果を出すために質問項目を80項目に上げたときには、何の苦情も出ませんでした。これは慣れだけでなく、職員が自分の健康管理に必要だと実感できたからではないかと思います。メンタルの問題は本人や周囲も気づかぬうちに進行することが多いので、ストレスチェックの分析結果を活用し、メンタルヘルスの向上に生かしていきたいと考えています。
課題③ 日々の健康と勤怠状況を把握してより笑顔あふれる職場へ
勤怠管理と健康管理を組み合わせるメリットはなんでしょうか。
心身になんらかの問題を抱えている人は、遅れてきたり、早退したり、体調不良で休みが多いなど、勤怠状況に表れる傾向があります。その点で、勤怠管理と健康管理の両面から、職員の傾向を「見える化」することは心身の健康をサポートする上で効果的なのではないでしょうか。
今後どう活用されていきますか。
出退勤の打刻を顔認証にし、体温チェックを同時に行う予定です。保育園は早番と遅番があり、例えば、昼過ぎに打刻した場合、出勤なのか退勤なのか解らないという課題がありましたが、一つひとつ解決策を見つけ、システムを使いやすくしてもらい助かっています。園児の健康と給食管理のために看護師と管理栄養士を各園に配置しています。今後はこうした健康のプロが、システムが収集したデータを活用し、職員の心身の健康や、よりよい食生活に役立てるアイデアも検討できるのではないかと考えています。